2014年04月08日
古き良き布~Japanese編~
3月の下旬にデコの貸し空間をご利用のK様が「春古布の服展」を
開催されました
私もチラシを見ていましたのでその斬新な色や柄を使った服を一目見ようと
空いた時間に覗きにいきましたよ
着物や長襦袢などを見事にリメイクされていて暫くファッションショーが
始まりました(笑)全て手縫いの作品でした
私が気に入った作品はやはり赤のジャケットです
でも売約済み。。。残念
ところが素敵な羽織がハンガーに掛かっていました
それはK様私物でしたが試着させていただいたところ色、柄、丈ともに
気に入ってしまいました ベルトを締めて細身のパンツや
丈の短いスカートにも合いそうです
後ろはこんな感じです
確かピアニストのフジコ・ヘミィングのリサイタルに行った時のことを
思い出しました
彼女は白いシャツの上からこんな感じの着物をリメイクした羽織をまとい
私が好きなショパンの「カンパネッラ」を颯爽と弾く姿は
とても素敵だったこと カジュアルに日本の着物を着れたら
素敵だなぁと思ったものでした
この生地はおそらく戦前の頃の物かもしれないとのこと
まだ日本も西洋の文化を取り入れて楽しんでいた時代
翌日買わせて頂くことにしました
K様が「上手く着こなして欲しいわぁ」と
買ったら自分の物になるのはどんな物でもそうですが
やはり作家さんのこだわりも上手く受け入れながら
物を扱いたいなと思います
自分もこだわりを持って物作りに挑戦し続けるぞぉ~と意気込んだ私
イタリアに行く時にどんなワンピースを持って行くよりこの羽織を
1枚持って行くと心に決め(笑)友人達と昼食会をする時は羽織っていける
自分を想像いや妄想しつつ頑張りま~す
Posted by PIETA at 18:16│Comments(0)